やるべきことを先延ばしにして、いつまで経ってもはじめない【グズ病】は簡単に治るものではありません。
先延ばしに困っているあなたが一番わかっているはず。
先延ばしの克服には6つの段階が必要なのです。
- 気づき
- 考える
- 準備
- 行動
- 工夫
- 習慣化
先延ばしはこの6つのステップをクリアしないと完治しないのです。
気づき
まずは自分に【先延ばしグセ】があることを自覚することがスタートです。
他人の言葉、取り返しのつかない失敗をしてしまった、など、自分の先延ばしのヤバさに気がつくきっかけは人それぞれ違います。
当たり前のことですが、まずは自分を変えようとする気持ちにならなければ先延ばしは治らないのです。
でも安心してください。この記事を読んでいるということは自分の先延ばしを自覚している証拠です。次のステップに進みましょう。
考える
次に先延ばししてしまう原因を考えましょう。
意外かもしれませんが、先延ばしの原意は人それぞれ違います。なので自分に合った対策をしなければ意味がありません。
まずは先延ばしタイプ診断をしてみてください。
準備
自分の先延ばしタイプがわかったら、先延ばし克服のための準備をしましょう。
先延ばしに関する本を読んだり、先延ばし対策の情報を収集をします。先延ばしタイプ別に対策も書いていますので参考にしてみてください。
忘れてはいけないのが、行動のための準備だということです。
いつまでも考えているだけでは先延ばしは改善しません。どのように対策していくか、何をするのかなど意思を決定します。
方向性を決めて計画を立てましょう。
次のステップの行動で、「どうしよう…」と迷わないように具体的な行動に落とし込んでおくことがポイントです。
行動
このステップは、とにかく行動!迷わず行動!を意識しましょう。
迷いは先延ばしの原因です。先延ばしを治すことを先延ばししないように行動あるのみです。
お金や手間があまりかからないものはとりあえず試してみよう!って感じで色々対策してみることが大事です。
一番ダメなのは『どうしようか迷っている時間』です。迷いは先延ばしの原因になります。
迷いの時間が多いなら一つ前の準備のステップに戻ってみることも大事です。
工夫
一回の対策で簡単に先延ばしが治るとは思わないでください。
対策をしたにも関わらず先延ばしが再発するなんて当たり前です。それくらい先延ばしは強力なんです。
うまくいかない時は対策を見直すタイミング。
ちょっとした失敗で『やっぱダメだ〜』となるのが一番もったいない。
失敗も次に繋げれば失敗ではなくなります。
自分に合った対策になるように工夫してみましょう。
習慣化
先延ばしせずに『やるべきこと』に取り組み続けられる習慣が身に付いたらゴールです。
ロンドン大学の研究によると習慣化するためには、簡単な行為なら25日、難しい行為であれば50〜60日が必要ということかわかっています。
まずは2ヶ月続けることを目標に頑張りましょう。
ただし、1回で習慣化できる人は20%ほどということを頭に入れておきましょう。それくらい先延ばしによるグズ病は強力なんです。
何回でもチャレンジはできます。先延ばしの人生でいいのですか。諦めたらそこで試合終了です。三日坊主でも、また始めれば三日坊主ではなくなります。
先延ばし治療は長期戦を覚悟で挑みましょう。
あなたが習慣を守れば、いずれ習慣があなたを守ってくれます。
グズ病改善まとめ
先延ばしは一朝一夕で改善するものではありません。先延ばしグセがある人はよくわかっているはずです。
先延ばしは放っておくと取り返しのつかないことになる可能性を秘めた危険な病であることは間違いありません。
先延ばしは6つの段階を経て克服できることを忘れずないでください。
- 気づき
- 考える
- 準備
- 行動
- 工夫
- 習慣化
一段ずつクリアしていくことが先延ばし克服への1番の近道なのです。
参考書籍
「グズ病」が完全に治る本
先延ばしが起こる心理的な解説から、治すために必要なグズ解消ツール、習慣づくりエクササイズなど使えそうなテクニックが細かく書いてあります。
グズグズとやるべきことを先延ばしする「グズ病」はとっとと治しましょう!