我が家のテレビ録画環境はかれこれ9年以上PS3+torneが担ってきたのですが、ここ最近PS3の調子が悪く、起動して間もなくするとピピピッと悲鳴を上げ落ちるように…。
当然、録画予約で起動するときも例外ではなく、段々と落ちる頻度が上昇し、とうとう50%を超える割合になったことで、どうにかしないといかんと重い腰を上げたわけです。
結論としては、PS3+torneから、REC-ONへと買い換えることになった訳ですが、いろいろ調べたのでメモ。
PS3が壊れた
PS3を起動すると、ピピピッとなって落ちてしまい、赤LED点滅が頻発するようになったんです。調べてみると、YLOD(Yellow Light of Deathの略)という有名な故障らしい。我が家のPS3は初期型60Gモデルなので、かれこれ10年以上使用してきたからの寿命ですね。うん、仕方ない。南無阿弥陀仏。
PS3修理を考える
YLODの原因は、
メイン基板(マザーボード)のハンダクラックによる故障と思われる
どうやら基盤の修理料金は16,800円くらいと、まぁ高くはないのです。
買い換えるより安い。多分、基盤修理が一番安い選択肢。
しかーし、よくよく知らべると基盤交換で過去の録画番組が見れなくなるとの情報を発見。
PS3本体の情報が紐付いているから基盤交換でこの本体情報が変わってしまうから再生できなくなる訳らしい。
過去の録画番組を活かすために修理したいのに、見れなくなるんじゃ修理する意味ってなくないかい?ということでPS3修理案はボツ。
代替え案を検討
ということで、PS3+torneの環境とお別れする決意をしたことで代替え案の検討に入ります。
そうせ買い換えるなら、より安く、より良いものを求めるのが人間です。
PS3+torne時代に不満だったのは、スマホからの録画予約が出来なかったことだけ。IoT時代にスマホからの録画予約は必須機能ではないでしょうか?これ絶対必要!
その他には、PS3+torneに使っていた外付けHDDを使い回したい。同時録画も必要なかったからあったら嬉しいくらい、できれば低予算で。そんなもん。
4Kとか、全番組録画とかは無くていいです。使いません。
ということで、必要な機能は、
- スマホから録画予約(必須)
- 外付けHDD接続可能
- 同時録画できれば嬉しいけど、無くても良い
以上3つの条件で調べた結果、3つ見つかりました。(もっとあるかもしれない)
- nasne
- 各種メーカーのレコーダー
- REC-ON
でございます。では1つづつ詳しく検証しましょう。
nasne
まずは、nasne。これ、ずっと欲しかったのですが、なかなか購入に至らなかったので本気で検討してみました。
しかし問題点が2つ発覚。
nasne生産終了問題
2018年6月に生産終了がアナウンスされてから値段が上がってやないかい。早めに買わないとどんどん値上がりしそう…。
さらに、nasneはアプリ【torne mobile】と連携して使うわけですが、生産終了となった今いつまでアプリのアップデートされるか不安が残ります。
特にiPhoneユーザーにとって不安なのは、このままメンテナンスされず、ついにiOSのバージョンアップに伴い仕様変更で起動できなくなる問題はリアルに起こりそうで怖い。
nasne再生機器問題
調べていく中でnasneで録画した番組を視聴する方法はいろいろあり、SONY製品のテレビやレコーダー経由で見れることがわかりました。プレイステーションでしか見れないと思っていたので結構おどろき。
しかしここで問題が。そうSONY製品としか連携できないというのです。ブラビア、PS4、ブルーレイレコーダーなどなど。
わたし、SONY製品は壊れかけのPS3とデジカメ以外持ってない…。そこでPS4へのバージョンアップも考えた訳ですが…。しかし、よく考えたらゲームしないし、高いし、はい却下。
nasne結論
ということでnasneは見送り。でも、とっても魅力的な機器であることは間違いない。新製品がもし出たら検討したいと思います。ん〜多分でないと思うけど。
おうちクラウドディーガ
次がパナソニックのおうちクラウドディーガ。
(我が家のテレビがパナソニック製ということで連携を考えてパナソニック製をチョイスしております。各種最新のレコーダーであれば同じような機能がついているようです)
んー種類多すぎ何違うかわからん。
とりあえず、一番安いのはDMR-BRW560ってことはわかった。
さらにわかったことは、いらない機能が多い。4Kとか写真とか、音楽とか、お部屋ジャンプリンクとか絶対使わない。買う前からわかる。
結論。メーカーのレコーダーは多機能すぎる、いらん機能多い、しかも高い、ボツ。
REC-ON
最後はI-O DATAのREC-ON。
ものすごくシンプル。シンプルイズベスト。見たは目ただの黒い箱。
すごいのがHDDを内蔵していない潔さ。『好きな容量のHDDを準備しな!』的な上から目線。いままでのHDD使い回しできますやん。素晴らしい。
REC-ONを知らない方に簡単に説明すると、
- HDD内蔵してないから好きな容量の外付けHDD準備してね(最大8TまでOK)
- 3番組同時録画いけるよ(地上波・BS・CS)
- ネットに繋げば、スマホアプリから予約できるよ
- さらに、アプリ経由でテレビ視聴・録画番組視聴できるよ
サイコーじゃん!求めていたものすべて入ってる。
しかも2万でお釣りが来るんだぜ!各種メーカーのレコーダーよりぶっちぎりで安い。
即購入決定です。パチパチ。
まとめ
ということで我が家の録画環境は、PS3+torneからREC-ONへとバトンタッチすることに決まりました。
REC-ONの決め手となったのは次の3点。
- スマホアプリから予約可能
- 圧倒的な安さ
- 今までの外付けHDDを使い回し可能
レコーダーを買うときに、ほとんどの人が検討するのはテレビと同じメーカーのレコーダーですよね?今回調べてわかったのは同じメーカーでテレビとレコーダーを揃えることで、連携は抜群、リモコンも1つでOKなどメリットも多いんですが、その反面、多機能すぎて価格も高いということ。
nasneは素晴らしい機器。PS3+torneで知ってるのですが、トルネのUIがすごくいいんですよ。カラフルだし、キビキビ動くし、鳥しゃべるし。今回は見送りましたが、PS4をはじめとするSONY製品をお持ちの方は最高だと思います。ただし、生産終了のため値段高騰、アプリのアップデートがいつまでされるかは不安が残りますが…。
ということで、まとめると、
お金があってテレビとの連携を1番に考えるなら、テレビと同じメーカーのレコーダー。
PS4、SONYのテレビ、レコーダーをお持ちならnasne。(生産終了なので注意事項あり)
安く、シンプルにスマホから録画を実現したいならREC-ON。
という調査結果でございました。
レコーダーをご検討の皆様の参考になれば幸いです。