先延ばしは95%の人がしているという研究結果があるくらい身近な存在です。
そう言う自分も、夏休みの宿題は最終日が勝負という、根っからの先延ばし人間です。
そんな先延ばしグセを改善しようよ最近は色んな本を読んでいるわけですが。
その中で【ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか】という本がとても良かったです。
著者のピアーズ・スティール教授は、先延ばしは3つのタイプに分けられて、それぞれ原因があるよ。だから自分のタイプに合った対策をとらないと先延ばしは治らないよ。
って考えでして、非常になるほどと思いました。
先延ばしグセがなかなか治らない、今まで色々やってみたけど改善しないって人は自分の先延ばしタイプを診断してみてください。
先延ばし度診断テスト
【ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか】より引用
24問それぞれ最も自分に当てはまると思った選択肢に⚪︎をつけてみてください。
先延ばしタイプ診断
著者のピアーズ・スティール教授は先延ばしタイプを次の3つに分けました。
- 悲観タイプ
- 退屈タイプ
- 誘惑タイプ
先程の診断テストの点数を次の通りに合計してみてください。
悲観タイプ=Q1+Q4+Q7+Q10+Q13+Q16+Q19+Q22
退屈タイプ=Q2+Q5+Q8+Q11+Q14+Q17+Q20+Q23
誘惑タイプ=Q3+Q6+Q9+Q12+Q15+Q18+Q21+Q24
24点以上なら先延ばしタイプとして当てはまる、という診断です。
自分は、
悲観タイプ → 29点
退屈タイプ → 23点
誘惑タイプ → 30点
でしたので、悲観と誘惑タイプ型の先延ばし人間ということです。
【悲観タイプ】の原因と対策
悲観タイプは、どうせ失敗すると決めつけ行動をすることを諦めてしまうタイプ。
自信がないため、自分の行動に対する期待が小さく行動のモチベーションが無くなってしまい先延ばしが起きている可能性があります。
自分の可能性を信じ、未来に期待を持ちモチベーションを高めることで、行動やチャレンジが出来るようになります。
【退屈タイプ】の原因と対策
退屈タイプは、目の前の課題に価値を見出せず後回しにしてしまうタイプ。
取り組む課題に価値を感じることができないため、楽しいと思えずモチベーションが無くなっている可能性があります。
退屈な課題が楽しいと感じられるような工夫や戦略をとることで先延ばしを克服しましょう。
【誘惑タイプ】の原因と対策
誘惑タイプは、目の前の誘惑に負けてしまい時間をムダにしてしまうタイプ。
将来待ち受ける誘惑を事前に察知することは難しいものです。
そして急に現れる誘惑にはついつい負けてしまうのです。
誘惑タイプは、上手く誘惑を遠ざけ、誘惑に負けないような環境を整えることが大切です。
参考書籍
ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
先延ばし対策の本としてとても人気のある本です。そのためか中古本も値段が下がらず高値で取引されています。
3つの先延ばしタイプにそれぞれ主人公が登場して具体例が沢山あってとても読みやすい本です。
- 先延ばし度診断
- 先延ばしタイプ診断
- それぞれの原因と対策
- タイプ別の具体的な先延ばしによる失敗事例と、対策により先延ばしを克服して生活を改善するストーリー
って感じで、展開されるのでとても理解しやすい内容です。
もし先延ばしを改善したいなら、読んでみることをおすすめします。
おっと、この本を買うのを先延ばししたり、買ってから読むのを先延ばししないようにしてくださいね。
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