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【読みたいことを、書けばいい。】文章初心者の考え方を矯正してくれた本

仕事

一度は挫折したブログに再度挑戦しようと思い、このブログを立ち上げて間もない日に私はこの本に出会った。ブログ初心者の悩みはだいたい【文章ってなにをどう書けばいいんだ?】しかない。

 

そんな時にたまたま見つけた本に【読みたいことを、書けばいい。】という、表紙が飛び込んでくると頭の中でなにが起こるか?『なに言ってるかわからない』である。

 

そんな感じで好奇心をあおられ手に取ってしまったのだ。そして、本を開きペラペラとめくると文字がでかい、そして少ない。そして最後のページで衝撃をうけた。

 

たくさんの人に読んでもらえ、Web上やSNSでバズり、内容が効率よく人に届き、とても面白く、わかりやすい文章を簡単に書く方法。

 

こう書いてある。すっごく気になる。これこれ、これが欲しいの!なに?早く教えて!とページをめくると、

 

読みたいことを書けばいい2

 

えぇーーーーである。んじゃ、なにが書いてあるの?って感じで買ってしまった本だ。

 

読んでわかったことは、今までの文章についての考え方や姿勢が、今の自分と合っていないから【文章ってなにをどう書けばいいんだ?】という悩みが生まれてしまうということ。

誤解1:読まれる文章を書かなければならない

  この本では『自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい』と書いてあるが、文章初心者にそんなことを言われてもどう書けば良いのかわかりません。だから、書けなくて困ってるんじゃいって話で…。

 

しかし、この本の著者の田中泰延さんの書いた、映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を紹介した記事を読んで言いたいことがわかりました。ご覧ください。

街角のクリエイティブ

 

ヒャッハーーーーー!!!!!!とか破天荒すぎるでしょ。自分からは絶対出てこない。

でも、文章ってこれでいいんだって気づかせてくれました。

 

自分が読みたかったから、ヒャッハーーーーー!!!!!!を書きたくて書いたのである。

それでいいのです。

誤解2:テクニックを使って文章を書いたほうがいい

文章を書くためには「テクニック」は必要ないとはっきり書いてある。引用すると、

 

あなたはテクニックを学んで、テクニックの習得が謳う効果・効能・利益・収入を手にしたことがあるだろうか。わはしは、わずか100冊程度だがダイエット本を読んで確信した。テクニックは、役に立たない。全く痩せる気配がない。

 

なるほどね、そうだよね。テクニック本がピンポイントで役に立つこともあるけど、全てを変えてくれるわけではないんです。テクニック本は読み切って満足して行動に移せていないってのが罠ですね。

 

という僕も、ブログを書く上で、文章術やブログ運営に関する本をたくさん読んできたような…と思い数えてみると、

  • 人を操る禁断の文章術
  • 超スピード文章術
  • 伝わる・揺さぶる!文章を書く
  • 「自分の言葉」で人を動かす
  • 世界一やさしいブログの教科書
  • 人気ブログの作り方
  • ブログ起業
  • 武器としての書く技術
  • ブログ運営テクニック100

結構よんでんな…。この本で10冊目でした。100冊読む前に気づいてよかった。多分この本を読まなければ、これからも文章術の本を読み続けていたでしょう。あぁ恐ろしい。

 

大事なのは自分の文章と向き合っていく姿勢なのです。そう思わせてくれたのが、第2章 誰に書くのか?に書いてあったことでした。

ターゲットなど想定しなくていい

「たった一人の誰かに手紙を書くように書きなさい」というよくある教えに対する田中さんの回答が本当に目から鱗だった。

 

それはLINEしてください

 

文章は「届けられる」ものではなく『置かれる』もの、だから一番最初に読むのは、間違いなく自分だ。という切り口には本当に驚いた。

 

だから、読みたいことを、書けばいいってわけです。

誤解3:この本が文章術だということ

この本は文章術ではないと、著者も書いている。

 

では何が書いてあるのか?自分が感じたのは、自分の文章とどう付き合っていくか?そんな文章と向き合うための姿勢術が書いてあるのだ。

 

タイトルの読みたいことを、書けばいいとは文章と付き合っていく姿勢ということだ。

 

とは言いつつも、しっかりテクニックも書いてあります。特にコピーライターとして働いていた時代の視点で書かれている文章術コラムはリアリティがありとても面白かったし勉強になりました。

 

なにを、だれに、どのように、なぜ、いつ、どこで書くのか?という5W1Hでシンプルな構造でまとめられており理解しやすい内容でした。何より文字が大きく少ないから、すごく読みやすく、文章初心者にはとても勉強になる本でした。

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