1年は12ヶ月です。
もっと長ければ良いなーと思ったことはありませんか?
もし1年が13ヶ月になったらどうでしょう。
そんなことが出来るんです。
しかも、お金を1円もかけずに出来るんです。
それは、パソコンとスマホの【通知を切る】だけ。
通知のたびに時間を奪われる
仕事中にメールの新着の通知や、スマホのLINEなどの通知はどれぐらいなってますか?
なんと、通知があるたびに15分をムダにしているという研究があるのです。
しかも、研究対象が優秀なマイクロソフト社員ですから一般の人はもっとムダにしている可能性があります。
メール見るだけで15分もムダにしないだろ、と思うかもしれません。でも、集中状態からメールの通知で注意がそれてしまうと、また集中状態にするまで15分かかってしまうのです。
新着メールを見たついでに、他のことをチェックしたり、ネットをのぞいたりした経験ありませんか?
[今日届いたメールの件数×15分]がムダにした時間です。計算してみてください。
また別の研究によれば、メールの通知による中断と、その後に集中力を戻すために1日2時間が使われているそう。
つまり1日の勤務時間を8時間とすれば、四分の一は通知によって奪われているということなんです。
とにかくメールなどの通知は時間泥棒ということを覚えておいてください。
1年を13ヶ月に
当たり前ですが、物理的に13ヶ月にできるわけではありません。
しかし通知によりムダにしている時間を取り戻せたらどうなるでしょう。
1日1時間を取り戻せたと仮定したら、
月に22日勤務×12ヶ月で、
264時間にもなります。
月8時間労働で割れば、33日分です。
仕事1ヶ月分の時間を取り戻せるのです。まさに1年が13ヶ月になるわけです。
捉え方を変えてみましょう。
もし毎日1時間残業している人は、毎日定時で帰れます。毎日1時間あれば、あなたは何に使いたいですか?
通知をOFFにする方法
日々通知によって奪われる時間を取り戻す方法は一つしかありません。
それは『通知をOFFにすること】です。
パソコンのメールの通知をOFFにする方法は、パソコンのOSで制御する方法と、アプリで設定する方法があります。
パソコンで制御
Windows10なら『集中モード』を使ってみましょう。
Macなら『おやすみモード』で画面に現れる通知をOFFにすることができます。
アプリで設定
MicrosoftのメールソフトOutlookでの通知をOFFにする方法を解説します。
ファイル→オプション→メール→メッセージ受信→新しいメッセージが届いたとき
の通知方法のチェックを外せば通知がOFFになります。
Outlookはメールを受信するとタスクバーのアイコンにメールマークが表示されるんですが、これがすごく気になってしまいます。
なので、全ての通知方法のチェックを外すことをオススメします。
もし、使用しているアプリの通知オフの設定が分からなければ、パソコン側の通知の制御機能を試してみてください。
スマホも忘れずに
スマホの通知を切ることも忘れてはいけません。
アプリごとの設定や、一括でオフにしたいなら『おやすみモード』で通知をOFFにしてみましょう。
iPhone、Androidともに設定可能です。
自分は基本的にLINEやメールの通知はOFFにしています。
まとめ
通知を受け取ってメールを開くたびに自由な時間が奪われていく
ということを忘れないでください。
もし、すぐに返信しなければならないなら、仕事のやり方を見直すチャンスかもしれません。
メールは一度しか触らないと意識するだけでも集中力を奪われる時間は大きく減るはずです。
もっと時間を大切にし、自分の大切なことへ時間を使いましょう。
参考書籍
ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか