【いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる 最高の子育てベスト55】という本を読みました。
データに基づき子育てのヒントがたくさん書いてありとても勉強になりました。
それ以上に考え方、子どもとの向き合い方がアップデートされた感じです。
最高の子育てのためには3ステップが必要なのです。
- ペースの違いを知る
- ペースの違いを楽しむ
- 科学的に良いことを増やす
1.ペースの違いを受け入れる
この本で1番勉強になったのは、
【子どもは、人をスローダウンさせます】と言う言葉。
子どもはこの世界に生まれてきたばかり。
全てのことが初めての事ばかりなのです。
石ころをポケットに入れたり、揺れる花に見とれたり、小さなアリに夢中になったり。
ゆっくり自分のペースでこの美しい世界を楽しんでいるのです。
当然、失敗もします。
大人より上手くできないし、時間もかかってしまいます。
現代の大人は『急ぎすぎ』です。
時間に追われ、歩くスピードも早く、余裕がありません。
早いペースのまま子育てが始まると、どうしても子どものスローペースにはイライラしてしまうのは当然。
まずは子どもと大人のペースが違うことを知りましょう。
ペースの違いを知ることが子育てのスタートなのです。
2.ペースの違いを楽しむ
次はペースの違いを楽しみましょう。
ペースが違うから「なんで早くしてくれないの?」と日々イライラするのは当然のことなんです。
ちょっと見方を変えて『今日はこんなことに夢中になってるのか』と子どものスローペースを楽しみましょう。
大丈夫です。子どもはずっとスローペースではありません。子どもの成長は早いです。スローペースが懐かしくなる日はすぐにきてしまいますよ。
だから、『親子で今に集中し楽しむ、そして幸福を一緒に感じる』これこそが子育てに必要です。
自分が実践している楽しむためのコツは、【カメラを持つこと】です。
カメラを通して子どもを見ることで同じペースになることができ、一緒の時間を楽しむことができるようになります。
自分は写真をメインに撮りますが、動画でもいいと思います。
カメラはiPhoneでもいいけど、良いカメラはやっぱり良いっすよ。ミラーレスや一眼レフは綺麗な写真が撮れていいんですが、どうしても大きくなってしまいます。子どもが小さいと手を貸すことが多く、大きなカメラでは手が空きません。ストラップで首から下げても、ブラブラと子どもにぶつかりそうで怖いのであんまり使わなくなりました。
おすすめは高級コンデジと言われる部類のカメラです。
愛用しているRX100m3はポケットに入るサイズながら簡単きれいにスマホ以上の写真を撮ることができ、スマホに転送もアプリでラクに可能で、子どもとの時間を楽しむために必要な道具となっています。
3.科学的に良いことを増やす
この本を読んでも、きっと明日もイライラするし、子どもがつけたシミは消えない。これは事実です。
たけど、『科学的に子どものために親がしてあげられること』がいっぱい書いてありました。
ながでも1番効果があり、すぐに実践できることは、【テレビを消す】です。
テレビをつけるとつい、ながら作業が増え子どもに集中できなくなります。
テレビに集中してしまい、会話が減ります。
時間がなくなり、一緒に絵本を読む時間がなくなってしまいます。
テレビをつけると親から子どもへの関わりが20%減るという研究データが裏付けています。
でもテレビを消すだけで、
子どもの様子に集中でき、しっかりと子どもに向き合い会話ができます。
一緒に本を読む時間も作れるでしょう。
- 集中して物事に取り組む
- 親子・家族での会話を増やす
- 絵本をたくさん読む
これら全ては科学的に絶対いいと証明されていることです。
子どものために親ができること
- 子どもは人をスローダウンさせる
- カメラを持って一緒の時間を楽しむ
- 子どものためにテレビを消す
テレビを消すだけで、科学的に効果が証明されていることを簡単に実践できてしまう。
子どもの為に親が出来ることはそんな簡単なことだと気づかせてくれた本でした。
今日は試しにテレビを消してみませんか?
参考書籍
いまの科学で「絶対にいい! 」と断言できる 最高の子育てベスト55
科学的な研究データに基づき、子育ての悩みを解決してくれる本です。親の具体的な応用例まで書いてあるのですぐ実行できるアイデアが沢山あります。
子育てに絶対正解はありません。なぜなら子どもはみんな違うから。
しかし、親の子育ての悩みはみんな同じような事なのです。あなたの抱えている悩みにはすでに科学で答えが出ているかもしれません。